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中国、10年内に世界第2の観光ビジネス大国に
2006-04-26 00:00
 

世界の主要な旅行会社、約100社のトップで構成する世界旅行産業会議(WTTC)は24日、北京で最新の報告書を発表し、中国は今後10年以内に世界第2の観光ビジネス大国になると予測した。報告書は雇用と国民経済に対する観光の影響に関するもので、中国大陸部と香港・澳門(マカオ)特別行政区への2回目の調査を経てまとめられた。報告書は次のように予測している。

中国の観光消費・投資・政府支出は今年、実質14%成長し、2兆7703億元に達する。2007年から2016年までは年平均8.7%で成長。観光の総需要で、中国は世界で2番目に速い成長を示す見通し。

海外の観光客は今年、国際観光総収入の7.4%にあたる5882億元を中国で消費するとみられる。中国経済への観光の直接的な貢献は国内総生産(GDP)の2.9%、間接的な貢献も合わせると13.7%に上る見込み。中国の観光業界の雇用は、全体の2.3%にあたる1738万3千人の予想。観光に関係する他業界にもたらす雇用創出効果を含めると7760万人に達し、全雇用の10%に達するとみられる。

「人民網日本語版」2006年4月25日

 

 

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