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海外渡航者を突発事件から守れ 緊急マニュアル公表
2006-04-27 00:00

 

国家観光局と外交部は25日、海外旅行に出かけた中国国民が突発事件に巻き込まれた場合に備え、政府の緊急対応マニュアルを公表した。

マニュアルでは、警戒情報の収集や評価、情報の公表などを含む、渡航安全警戒システムが初めて確立されている。今後、渡航先の安全状況により、国家の関係部門が、各渡航先について注意事項、勧告、警告の3つの段階による警戒情報を発表する。

国家観光局の責任者によると、このところ中国人の海外旅行は急速な勢いで伸びている。2005年、大陸部から域外への旅行者はのべ3100万人を超えた。現在、国務院が大陸部住民の観光を認めている目的地は124カ国で、すでに81カ国への旅行が催行された。

旅行に出る中国人が増え、渡航先も拡大していることは、人々の生活水準の向上を反映している。同時に、国外における中国人旅行者の安全確保と合法的な権利の保護が、重要かつ切迫した問題となっている。マニュアルは、旅行に伴う危険や損失を予防、減少させ、国外における様々な突発事件に対応する能力を高め、中国国民による海外旅行の安全を保障する上で役立つだろう。

「人民網日本語版」 2006年4月26日

 

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