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釣魚台国賓館 限度のある対外開放をめざす
2006-05-31 00:00
 

緑の木々にかこまれた「芳菲苑」

釣魚台国賓館12号棟の外観

釣魚台国賓館内の景色

釣魚台国賓館18号棟は「大統領のための建物」と呼ばれた

米「ワールドトデー」紙の関連報道によると、中国の対外開放の流れとともに、かつては神秘なベールに包まれている中国外交部傘下の釣魚台国賓館はまもなく限度のある対外開放をおこなうことになっている。

釣魚台国際旅行社の孫衛平董事長によると、釣魚台国賓館は一部のNGO、機構、代表団に向けて開放されており、例えば、六カ国協議の期間、世界各地のメディアの人々を招待している。もし4-6月間、9-11月間の政府首脳を招待するピークをずらすことができれば、団体客も釣魚台国賓館に宿泊することが可能である。

同氏によると、釣魚台は800余年の歴史がある。金代の章宗皇帝がこの地に台を築造させて、魚釣りを楽しんだので、それ以後「皇帝が魚釣りをする台」と呼ばれた。清朝の皇帝はここに釣魚行宮を築造した。

釣魚台は1958年の新中国建国10周年祝典の際に、中国の国賓館となった。43ヘクタールの緑地および5万平方メートルの湖の水のほとりに、お客様を受け入れる17棟の建物がある。どの建物にもプレジトスイート、VIPルーム、スタンダードルームおよび会議施設がある。

2001年の釣魚台国賓館の創立とともに、かつては各国元首のみをお迎えしていた招待した同賓館は、国際観光業にも進出することになった。

「チャイナネット」 2006年5月31日

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