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王根華総領事 浦河町を訪問
2024-05-18 21:22

 4月29日、王根華総領事一行は辻芳明浦河町日中友好協会会長の招待を受け、車で現地を訪問した。

 王総領事は、辻会長、青木北海道日中友好協会会長、著名監督の田中光敏氏、中野渡志穂北海道議会議員らとともに、浦河町に「友好の木」を植樹した。

 王総領事が浦河牧場を訪問した。牧場の周辺は日本映画「君よ憤怒の河を渡れ」の主要ロケ地となっている。

 王根華総領事は訪問中、2024年浦河町国際理解フォーラム「中国と日本を結ぶ、映画の力で」に出席し、映画『北の流氷』のコンセプトプロモーションビデオを鑑賞し、田中監督と青木会長とともに浅野浩嗣町教育委員長と交流した。田中監督は以下のように語った。自身の作品が上海国際映画祭で2作品上映されており、中国と深い絆がある。映画は国境を越えることができ、国家間の文化交流の重要な手段である。現在撮影中の映画『北の流氷』は、北海道えりも町の砂漠化対策と植林の実話をもとに、郷土愛、人と自然の共生、決してあきらめない強い意志などのテーマを表現している。できるだけ早く中国で上映されることを願っている。王総領事は以下のように述べた。中国では日本の映画や歌が非常に人気があり、浦河町で撮影された映画「君よ憤怒の河を渡れ」は中国でよく知られ、日本の歌「えりも岬」の中国語版も中国で広く歌われている。 「北の流氷」のプロモーションビデオでは、「決してあきらめない」や「人間と自然が互いに守り合う」などのテーマが中国の伝統的な文化的考え方と一致しており、両国が文化的、感情的に結びついていることを示している。中日が「ネバーギブアップ」の精神で協力すれば、環境保護や気候変動といった地球規模の問題の解決にも貢献できる。

 同日夜、王総領事は浦河町日中友好協会主催の歓迎晩餐会に、池田拓浦河町長、米谷友光浦河町議会議長、北海道議会議員の小林雄志議員、中村守議員が出席した。王総領事は辻会長の温かい歓迎と行き届いた手配に感謝の意を表し、浦河日中友好協会と総領事館との長年にわたる友好関係に感謝した。総領事館は中日友好の支持者である浦河の各分野の方々と協力し、引き続き友好交流を維持し、両国国民間の友好交流の促進に協力していきたいと述べた。


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