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唐家セン国務委員、スポーツ交流記念日本代表団と会見
2006-04-04 00:00

 

   唐家セン国務委員は3日、北京の人民大会堂で、木村興治日本卓球協会専務理事を団長とする「中日スポーツ交流50周年記念」日本代表団と会見した。

  唐家セン国務委員は日本卓球協会が長期にわたり中日友好の増進、特に両国スポーツ交流の増進に積極的に貢献してきたことを高く評価し、次のように述べた。50年前、日本スポーツ界の有識者は数々の困難と障害を乗り越え、東京で開かれる第23回世界卓球選手権に中国チームを招請し、新中国成立後最初の中日スポーツ交流を実現した。両国政府と人民の努力により、国交正常化後の30年余間に、中日両国のスポーツ交流は喜ばしい成果を収め、中国の競技スポーツのレベルアップ、アジアのスポーツ事業の振興、さらに両国人民間の相互理解と友好的感情の増進で積極的役割を果たしてきた。

  唐国務委員はまた、次のように表明した。中国政府と人民は従来から中日関係を非常に重視している。現在多くの困難に直面しているが、中日友好を推進する中国側の基本的方針は変わっておらず、今後も「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」精神に沿って、日本と平和的に共存し、子々孫々にわたる友好、互恵の協力、共同の発展を目指していく。日本側と共に民間友好交流の強化と各分野の実務協力の促進に力を入れていきたい。日本のスポーツ界が友好の伝統を継承、発揚し、両国人民間の理解と友情を深めるため、健全かつ安定的に発展する中日関係を速やかに再構築するために建設的役割を果たすよう希望する。

  木村氏は「中日両国の友好は苦労して得られたものであり、50年にわたるスポーツ交流の歴史と中国人民との友情を次の世代に伝え、中日友好のために新たな貢献をしたい」と表明した。

  日本代表団は中日友好協会の招きで中日スポーツ交流50周年記念イベントに参加するため訪中したもの。

  (北京4月3日発新華社)

 

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