中国の徐才厚中央軍事委副主席は12日午後、八一ビルで、藤縄祐爾元統合幕僚会議議長を団長とする「中国政治経済懇談会」代表団一行と会見した。
徐才厚氏は、中国政府は一貫して戦略的見地と長期的視点から中日関係をとらえ、両国の平和共存、代々の友好、互恵・協力、共同の発展に力を尽くし、双方の幅広い分野での交流と協力を積極的に進め、両国人民間の友好的感情を増進していると述べた。
また、目下両国の政治関係は重大な困難に直面しているが、双方が両国間の3つの政治文書で定められた原則を順守し、「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」ことを堅持すれば、必ず問題を適切に解決して、両国関係を再び正しい軌道に戻すことができる」と述べた。
藤縄氏は、日中両国の安全保障分野の交流と協力の強化を希望していると表明、日本の退役将官は両国関係の改善と発展のために積極的役割を果たし、両国防衛部門の意思疎通と協力を絶えず拡大することを願っていると述べた。
(北京6月12日発新華社)