トップページ > 友好交流
呉委員長、山崎前自民党副総裁と会見 関係改善の必要性強調
2006-04-27 00:00

 

   呉邦国中国共産党中央政治局常務委員・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員長は26日午後、北京の人民大会堂で、自民党前副総裁の山崎拓氏と会見した。

 呉委員長は次のように語った。中日両国は改めて選択することのできない一衣帯水の隣国同士である。中日友好は空スローガンではなく、両国の共同発展と繁栄を保証する唯一の正しい選択である。先ごろ胡錦涛主席が中日友好7団体責任者と会見し、中日関係の発展について重要談話を発表し、日本の指導者による靖国神社参拝に対する中国の党と政府の原則的立場と中日関係を改善するため努力していきたいという心からの願いを明確に表明した。

   さらに次のように強調した。困難な時であればあるほど、両国の政党と政治家は高みに登って遠くを眺め、両国関係の政治的基盤を断固として守り、民間の友好交流を積極的に推進し、経済や文化分野の協力を拡大し、両国関係が健全で安定的に発展する軌道に速やかに戻るよう促さなければならない。

 山崎氏は次のように述べた。日中両国は双方の発展にとって互いに必要なパートナーであり、両国は世界、特にアジア地域に重要な影響力をもっている。中国の発展は日本にとってチャンスであり、脅威ではない。日中両国が友好関係を保つことは、自国の発展に役立つばかりでなく、世界の平和と繁栄にも役立つ。両国関係を改善するため今後も努力していきたい。

 王家瑞党中央対外連絡部長、日本の宮本雄二大使が会見に同席した。

  (北京06年04月26日発新華社)

 

Suggest To A Friend:   
Print