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唐家セン国務委員、自民党の武部勤幹事長と会見
2006-05-02 00:00

 

   唐家セン国務委員は1日、日本・自民党の武部勤幹事長一行と釣魚台国賓館で会見した。 

   両氏は会見で主に次のように述べた。

   ▽唐家セン国務委員

   中国と日本は互いに重要な隣国であり、新たな情勢の中で中日関係の健全かつ安定した発展を維持することは、両国の国民の根本利益と国際社会の共通の願望に合致する。現在中日関係は困難に直面しているが、このような局面は早く転換させなくてはならない。中国政府は、中日友好の基本方針をしっかりと実行し、「歴史を鑑(かがみ)とし未来に向かう」の精神に基づき、両国の平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展を推進する。今年3月、胡錦濤国家主席が日中友好を主旨とする日本の7団体のトップと会見し、重要な演説を発表したことは、中国が中日関係改善に向けて行うまた新たな重要な外交的措置だ。胡主席は、歴史に対して、国民に対して、未来に対して責任を負うという視点から、中日関係に対する中国の原則的立場について説明し、両国関係の改善の方向と、現在見られる問題を解決するために有効な方法と今後の発展の見通しを明示し、中日関係改善に力を入れる中国の積極的な姿勢と心からの願望を十分に示した。武部幹事長や自民党関係者が中日両国の政党間の交流を強化し、中日関係の改善と発展に建設的な役割を果たすことを望む。 

   ▽武部勤・自民党幹事長

   日本は、日中関係を非常に重視しており、両国関係の発展はアジアや世界の平和維持にとって極めて重要な意味があると考える。日本は、歴史的教訓を汲み取り、平和発展の道を歩んでいく。私は、両国の与党、地方、民間などさまざまな形での交流を促進することによって、二つの隣国の関係の改善と発展に貢献していきたい。(編集SN)

   「人民網日本語版」2006年5月2日

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