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唐家セン国務委員、日中青年研修協会代表団と会見
2006-05-12 00:00

 

  中国の唐家セン(王+旋)国務委員は11日、北京の中南海・紫光閣で羽田孜元首相を団長とする日中青年研修協会代表団と会見した。

  唐氏は「中日関係の現状は両国人民の根本的利益にかなっておらず、国際社会の幅広い期待にもかなっていない。胡錦涛主席の先の日中友好7団体責任者との会見での重要談話は問題解決の道と展望を示し、両国関係の改善と発展をはかる中国側の積極的姿勢と心からの願いを十分示したものだ」と指摘した。また「民間の友好は中日関係の優れた伝統であり、貴重な財産である。当面、この伝統を一層発揚し、青少年などの交流と協力を強め、両国関係の改善と発展をはかるべきだ」と強調した。

  羽田氏は、日本の有識者と共に、日中両国の未来志向の友好関係を揺るぎなく推進し、人的交流、教育、環境保護などの実務協力を発展させ、日中友好を子々孫々にわたり発展させたいと表明した。

  一行は中華全国青年連合会(青連)の招きで訪中したもの。会見には中国共産主義青年団(共青団)の周強・中央書記処第一書記、青連の張暁蘭副主席が同席した。

 (北京5月11日発新華社)

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